理想的アクティブシニア

- ・デジタル機器の利用に積極的
- ・健康への意識が高い
- ・趣味を持っている
- ・仕事やボランティア活動をしている
- ・老後は子どもに頼らず自己解決したい
- ・新しいことや変化に肯定的
- ・若い人とも話が合う
趣味を持つ

趣味を持っている人と持っていない人を比べると、趣味を持っている人のほうがイキイキしていると感じたことはありませんか。これは統計結果にも現れていて、首相官邸「『生涯活躍のまち』構想中間報告」(2015年)によると、生きがいがある人は、ない人に比べて7年後の生存率が約10%高いことがわかりました。すでに趣味を持っている人は、どんどん趣味の世界を広げましょう。もし趣味がないなら、「映画鑑賞」や「読書」など、始めやすいことから挑戦してみませんか。
一人で始められる趣味の例
自分史をつくる
自由な時間を使って、自分史を作ることもアクティブシニアの活動です。過去を振り返り、これまでの人生をまとめることで、自分のことをより深く知ることができます。忘れていた夢を思い出して、新たな目標ができるかもしれません。なにより、自分が生きてきた証を残して、子どもや孫に伝えることができます。近年は、自分史など自筆の原稿を簡単に1冊の本にまとめるサービスもあります。
家系図をつくる
自分の家の家系図をつくることも有意義な時間の使い方です。戸籍を調べて作ることもできるし、可能な限りの親戚に聞き取りをして作ることもできます。家系図作成専門業者に依頼すれば、戸籍からの情報だけでなく、先祖の職業や関連する文献などがあきらかになることもあるそうです。自分のルーツを探ることは、それ自体が知的な冒険。家系図が明らかになることで自分自身のアイデンティティーが強固になり、これからの人生を力強く歩めるようになるでしょう。
健康維持

アクティブシニアでいるためには、何よりも健康であることが大事です。自分の体のことは自分で責任を持つために、健康意識を高く持ちましょう。中でも大事なのが、適度な運動です。ジョギングやウォーキングなど日々の運動を続けること、車に依存せずになるべく歩くこと、家に引きこもらずに外に出ることを心がければ、心肺機能や筋力を高めることができます。運動にあわせて、食事と睡眠の質を高め、いつまでも元気な自分でいましょう。
健康づくりの3原則
- 運動 - 軽く汗をかくぐらいの適度な運動を続けましょう
- 食事 - 栄養バランスを意識して1日3食を規則正しく
- 睡眠 - 早寝早起きを心がけて6時間以上眠りましょう