写真を撮っておく

お気に入りの一枚で、自分のイメージを残しましょう。

お気に入りの写真を遺影として残す意味。

亡くなったあとに、たくさんの人に見られるのが遺影です。ある意味、自分の生前のイメージを決める写真とも言えます。ひと昔前までは、生前に遺影を撮影することに抵抗を覚える人もいましたが、昨今ではお気に入りの写真を遺影として残すことが当たり前になってきました。逆に、遺影を用意していない場合は、遺族が慌てて写真を用意することになり、「観光地で撮った写真を元に服装を合成する」などのケースも少なくありません。人生の最後を飾る写真ですから、家族の負担を軽減するためにも、自分のためにも、「これを遺影として使う」と自信を持てる写真を撮影しておきませんか。

生前撮影のメリット

生前に遺影を撮影するメリットは以下のとおりです。

  • ・自分が気に入っている写真を遺影にできる
  • ・遺族の負担が軽減される
  • ・家族写真を撮影するきっかけになる

プロに任せる

遺影を撮影するなら、しっかりライティングをして美しく仕上げてくれるプロにおまかせするのがおすすめです。そして、プロに撮ってもらうのなら事前の準備もしっかり行いましょう。まず、遺影として残したい服装を選ぶこと。さらに、服装に合わせてヘアスタイルを決めて、メイクを行いましょう。ヘアセットとメイクに自信のない方は、美容室のスタイリストさんにお願いすることも選択肢のひとつです。性別を問わず、スタイリストさんが撮影映えするスタイルに変身させてくれます。

家族写真も一緒に

ここまで準備して撮影するのだから、遺影だけで終わらせるのはもったいないかもしれません。せっかくなら、家族みんなで参加する「撮影イベント」と考えて家族写真を撮影するのはいかがでしょうか。子どもが大人になってから撮っていなかった親子の写真、なんだか照れくさい夫婦でのツーショット、かわいい孫との写真、家族みんなの集合写真。どれも、残しておきたい思い出の写真になるはずです。一人ひとりの家族が、この先ずっと大切にしていく写真を撮影できるなら、これほど有意義な終活はありません。

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